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2009年6月29日 (月)

演奏会に行ってきました「紀尾井シンフォニエッタ東京定期 メンデルスゾーン:「エリア」(2009-8)

紀尾井シンフォニエッタ東京第68回定期演奏会 2009年2月14日(土)2:00開演(JR四谷駅 東京メトロ四谷駅徒歩8分 上智大学前ソフィア通り)紀尾井ホール

《プログラム》

メンデスゾーン:オラトリオ「エリア」OP.70

指揮:ヘルムート・ヘンヒェン  ソプラノ:ヒェン・ライス  メゾ・ソプラノ:カタリーナ・カルネウス  テノール:イリア・レヴィンスキー  バリトン:アレキサンダーマルコ=ブールスター  合唱:東京オペラシンガーズ  少年:TOKYO FM少年合唱団  紀尾井シンフォニエッタ東京  コンサートマスター:澤 和樹 

《印象 感想など》

 「エリア」は、初めて聴く。指揮者は少し細身。合唱(ソプラノ:18人、アルト:14人、テノール:14人、バス:14人)。他に少年合唱団:高めの声。大変、健闘する。ソロ陣は伸びのあるよく通る声。演奏は大変な迫力。

《第1部》

レチタテタティーヴォ(エリア/Br)私の仕えるエスラエルの神

序曲

1.合唱(民衆)主よ救いたまえ

2.合唱つき二重唱(民衆、2人の女/S.Ms)

  主よ 我らの祈りを聞きたまえ

3.レチタテタティーヴォ(オバディア/T)衣でなく 心を引き裂け

4.アリア(オバディア/T)心を尽くし切に求めれば

5.合唱(民衆)しかし主はご覧にもならず

6.レチタテタティーヴォ(天使/Ms)

  エリアよここを去って東へ向かい

7.複四重唱(SⅠ・Ⅱ.AⅠ・Ⅱ.BsⅠ・Ⅱ),

    レチタテタティーヴォ(天使/Ms)主は お使いたちに命じられ

8.レチタテタティーヴォ、アリア、二重唱(寡婦/S、エリア/Br)

  神の人よ 私にどんな関わりがあるのですか

9.合唱 主を畏れるものは幸い

10.合唱つきレチティーヴォ(民衆、エリア/Br、アハブ/T)

   私の仕える万軍の主は生きておられる

11.合唱(パール教の予言者)パールよ 我に答えたまえ

12.レチタティーヴォと合唱(エリア/Br、パール教の予言者)

   もっと大きな声で読んでみよ

13.レチタテタティーヴォと合唱アリア(エリア/Br、パール教も予言者)

   もっと声を上げて呼べ

14.アリア(エリア/Br)アブラハム、イクサ イスラエルの神なる主よ

15.四重唱(S.Ms.T.Br) あなたの重荷を主にゆだねよ

16.合唱つきレチタテタティーヴォ(民衆、エリア/Br)風を伝令とし.

17.アリア(エリア/Br)主のお言葉は 火のようではないか

18.アリオーソ(Ms)私から逃げ去った者に 災いあれ

19.レチタテタティーヴォと合唱(オバディア/T、エリア/Br、民衆、少年)

   神を助けてください 神の人よ

20.合唱(民衆)神に感謝せよ

《第2部》

21.アリア(S)聞け イスラエルよ

22.合唱 我らの神は仰せられる

23.合唱つきレチタティーヴォ(民衆、エリア/Br、王妃/Ms)

      主は 民の中からあなたをたを高く上げ

24.合唱(民衆) エリアに災いあれ

25.レティタティーヴォ(オヴァディア/T、エリア/Br)

    神の人よ 私の言葉を心して聞いてください

26.アリア (エリア/Bs) 主よもう充分です

27.レティタティーヴォ(T)

   見よ エリアは荒野のエニシダの木の下に眠り

28.三重唱(天使たち/SⅠ・Ⅱ・Ms)

   山に向かって目を上げよ

29.合唱 見よ イスラエルを守る方は

30.レティタティーヴォ(天使/Ms/Br) 起きよ エリア

31.アリア(天使/Ms)

   主の前に静まり 耐え忍んで 主を待ちなさい

32.合唱 最後まで耐え忍ぶ者は救われる

33.レティタティーヴォ(エリア/Br,天使/S)

   主よ 夜が来てもお顔を天に隠したもうな

34.合唱 主は通り過ぎられた

35.レティタティーヴォ(Ms)、四重唱(SⅠ・Ⅱ、Ms、A)

   合唱 セラフィムが主の御上に立ち

36.合唱とレチタティーヴォ(エリア/Br) 引き返せ

37.アリオーソ(エリア/Br)

   たとい山が移り 丘が揺らいでも

38.合唱 予言者エリアは 火のごとく現れた

39.アリア(T) その時 正しき者たちは

40.レティタティーヴォ(S)

   主の大いなる恐るべき日が来る前に

41.合唱、四重唱(S,Ms,T,Br)

   主は北から人を奮い立たせ

42.合唱 そうすれば あなたの光りは

《プログラムノート》 那須田 努

ヘンシェンと紀尾井シンフォニエッタ東京の邂逅、そして《エリア》

 ゲルハルト・ボッセさんからヘンシェンという旧東独出身のすばらしい指揮者がいるとい聞かされたのはいつのことだったろう。さっそくCDを聴いた。バッハの息子の協奏曲やハイドンやブラームスの交響曲など、欧州の良質な伝統に加えて、音楽作品の語法に敵ったアプローチ、音楽へのピュアで誠実な態度など、さすがボッセさんが称賛するだけのことはあると感じ入った。

 そんなヘンシェンが紀尾井シンフォニエッタ東京に初めて客演したのは2003年のことだ。それに深い感銘を受けたヘンシェンが、今度はシンフォニエッタをドレスデン音楽祭に招聘し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲(独奏はレーゼル)を演奏してスタンディング・オベーションの栄誉に浴したという。そして今回、両者の三度目の邂逅が実現した。しかもメンデルスゾーンのオラトリオ《エリア》である。少年時代から合唱に親しんでいたヘンシェンに、これほどふさわしい演目もない。

メンデルスゾーンのオラトリオ《エリア》

メンデルスゾーンの活躍した19世紀初頭は市民合唱が盛んだった。ヘンデルの時代以来の伝統のあるイギリスはもとよりドイツやオーストリーの各都市で市民参加の音楽祭が開催され、大規模な宗教曲が演奏された。メンデルスゾーン自身も少年時代からベルリンのジングアカデミーに所属し、作曲の師でもある、同合唱団の指揮者ツェルタ-のもとで、バロックやルネサンスの合唱曲を学んだ。こうして対位法の音楽に親しみ、バッハ等の宗教作品に触れた。また、度々訪れたロンドンでヘンデルのオラトリオを指揮した。こうした成果の一つが1829年にメンデルスゾーンが指揮したバッハの《マタイ受難曲》復活粗演であり(その後のバッハ・ルネサンスの嚆矢となった)、彼自身のオラトリオ《聖パウロ》と《エリア》の作曲に結実することになる。

 《エリア》の構想がいつ頃生まれたのかは諸説があるが、おそらく1836年の《聖パウロ》初演のほどなくしてののことと思われる。後述するようにテキストの出典は旧約聖書「列王記(上・下)」。テッサウの牧師シューリンクに神学上の助言と章句の選択に関する意見を求め、ルター訳ドイツ語聖書をもとに台本が作成された。1830年代末に草案ができたが、その後作曲を中断してしまう。そしてそれから数年後の1845年6月にイギリスのバーミンガム音楽祭から演奏会の指揮と新作オラトリオの作曲依頼が来たのを期に再び取り上げ、続く46年の春から7月にかけて急ピッチで作曲を進めた。8月にライプツィヒでオーケストラのみの試演を行った後ロンドンへ(8月17日か18日))。モシュレスの家でリハーサルを行い、23日に出演者とともに特別列車でバーギンガムへ向かった。初演は8月26日水曜日の午前中にバーギンガム市のホールにて。4曲の合唱曲と4曲のアリアがアンコールされるほどの大成功を収めたが、メンデルスゾーンはその後も改訂作業を続け、1847年4月にロンドンでヴィクトリア女王と夫君のアルバート殿下の臨席のもとに改訂版の初演が行われた。そしてその翌年に、この改訂版が作品70として出版された。ここまではテキストは英語だったが、1847年10月9日にドイツ語による初演がハンブルクで行われている。さらにウイーンで、1000人の演奏家を動員したコンサートが計画されたが、メンデルゾーンはそれを見ることなく他界した。享年38歳、ウイーン公演の10日前のことだった。

 エリアはヘブライ語で「ヤハウエ(エホバ)は神なり」の意味、旧約聖書「列王記」に登場するエスラエルの予言者であり、紀元前9世紀に実在したとされる。当時のイスラエルは、アハブ王の治世。隣国から嫁いだ王妃イゼベルは、アハブの異教徒パール信仰からイスラエルの際祀をないがしろにし、異教の神殿を建て、大勢の僧侶を連れてきたため、神は怒り、イスラエルに干魃をもたらした。そこに現れたのがエリアだった。オラトリオには、このエリア(バリトン)を始め、王アハブ、王の寵臣オバディア(テノール)、天使や寡婦(ソプラノ)、合唱らが登場する。

 全2部、導入のレチタテーヴォと序曲、全42の楽曲で構成され、独唱の他、重唱や合唱からなり、いくつかの楽器は続けて演奏される。ルネサンスのポリフォニーやバッハ、ヘンデルのオラトリオから学び得たものに加えて、大胆な和声や緻密な動機関連、親しみやすい旋律と色彩豊かなオーケストレーションなどともに描かれた、壮麗な音楽絵巻である。

第1部 導入のレチタテーヴォと序曲

 導入のレチタテーヴォでは、荘厳な金管アンサンブルとともにエリアが「私のお仕えするイスラエルの神はいきておられる。これから何年もの間、雨も霧もふることはないだろう」という神の言葉を伝える。序曲はモデラート。ピアニシモで開始される冒頭の動機はニ短調。リズムも含めて暗い不安な情感を伝え、フーガ風に展開し、クレッシェンドしてそのまま第一曲の合唱に突入する。

[干魃](第1~5曲):干魃に苦しむ民衆は、主に教えを求める(第1曲合唱)。続いて、二人の女が、「シオン(イスラエルの地)は救いを求めて手を差しのべているが、慰めるものはいない」(第2曲合唱つき二重唱)と歌う。するとアハブ王の寵臣のなかで、唯一人エリアの言葉を真摯に受け止め、心を痛めているオバディアが、「我らの罪ゆえにエリアは神のみ言葉によって天を閉ざしたのだ。異教の偶像を捨てて神の許に帰れ」(第3曲レチタテーヴォ)、「心を尽くして求めれば、我を見いだせるだろうと神は言ったではないか、どうすれば神を見いだし、その御前へ行くことが敵うのか」と言うが(第4曲アリア)、民衆は「主は見てくれない。私たちを嘲り、その呪いはわたしたちの上にくだり、私たちを追いかけ、滅ぼす。主を愛し、その戒めを守る人には恵を施してくれる」と応える(第5曲合唱)。

[ザレパテの寡婦の子の奇跡的な蘇生](第6曲~9曲)

 かくしてエリアの言葉は現実のものとなった。王妃イゼベルは、怒りに震えてエリアを探せと命じる。一方、エリアの前で天使が現れ、「汝はここを発って東の方へ行き、テリテ川のほとりに身を隠しなさい」。川の水を飲み、朝晩カラスがパンを運んでくるだろうと告げる。(第6曲レティタティーヴォ)さらに天使たちが、汝のために汝を守れという主の命を歌う(第7曲複四重唱)テリテ川が涸れると、ザレパテへ行きそこの寡婦に世話をさせなさい。桶の中の粉も壺の油もなくなることはないという(同レチタテーヴォ)。寡婦には重病の息子がいて、息絶えたばかり。そこにエリアが現れ、主に祈ると子供は生き返った。二人は喜び、全霊と力をつくして神を愛せ、主を畏れるものは幸いであると歌う(第8曲、レチタティーヴォ、アリアと二重唱、第9曲合唱)。

[火の奇蹟](第10~第16曲)

 予言から3年後、エリアはアハブ王と民衆の前に現れ、パアル教の予言者たちに対決を挑んだ。エリアの提案は、カルメル山で生贄の牛を運び、それぞれの神に呼びかけ、火をもって応えた神こそがまこおとの神というもだった。(第10曲、合唱つきレチタティーヴォ)。まずパアル教の予言者たちが祈り始めるが、何も起こらない。(第11曲合唱、第12曲および13曲のレチタティーヴォと合唱)。

 今度はエリアがイスラエルの神に呼びかけ(第13曲レチタティーヴォと第14曲アリア)、天使たちが「汝の重荷を主にゆだねよ。そうすれば主は汝を支えれくれる」と歌う。(第15曲四重唱)。さらにエリアが「天より火を送りたまえ」と祈ると、民衆は天から火がら火が振るのを目撃するのだった(第16曲レチタティーヴォと合唱)。

[雨の奇蹟](第17曲~20曲)

 エリアは「主のみ言葉は火や石を砕く金槌ではないか。神は日ごとに悪い行いをする者を懲らしめる正しき審判である」と力強く言い放ち(第17曲アリア)。アルトが「主を離れたものには破滅が訪れるでしょう」と歌う(第18曲アリオーソ))。続いてオバディアが異教の偶像には出来なかったが、私たちの神は雨を降らせることができるというと、エリアは祈り始め、民衆に懺悔を促し、一人の少年に高い所に上って海の彼方を見なさいと命じた。すると、海から雲が立ち上り、雲は嵐となって雨が大地に降り注ぎ、エリアは民衆とともに神への感謝を歌うのだった(第19曲レチタティーヴォと合唱、第20曲合唱)。

第2部

[王妃の迫害に苦しむエリア](第21~24曲)

 最初にソプラノが、続いて合唱が「イスラエルよ、聞け、主の語る言葉を!イスラエルの救い主なる主は聖なるもの。暴君のもとで虐げられたものにこう言う。われは慰めるもの。怖れるな、われは汝の神。われ汝を力づけん。!」という神の言葉を告げる(第21曲アリア、第22曲合唱)。エリアはもう一度アハブ王のところへ出かけて行き、「不義理や悪行の限りをしたので主はイスラエルを根絶やしにするだろう」という神の言葉を伝えると、王妃はエリアを殺せと民衆を扇動した(第23曲合唱つきレチタティーヴォ、第24曲合唱)。

[荒野](第25~29曲)

 エリアに再び危機が再び迫ったことを知ったオバディアは荒野へ逃れようという(第25曲レティタティーヴォ)。アリアはオバディアの言葉に従い彼を祝福し、「主よ、私の命をお取りください。私は祖父にまさるもではありません」と歌う(第26曲アリア)。そしてエリアは、三人の天使たちに護られて荒野へ眠るのだった。(第27曲レチタティーヴォと合唱、第28曲三重唱、第29曲合唱)。

[ホレブ山へ](第30曲~37曲)

 エリアは天使の励ましと導きによって、神の山ホレブへ行き、「主よ。私はいたずらに動き、私の力を空しく費やしました。願わくば天を裂いて降りて来てきてください。御身のみ敵に名を知らせるために。なぜ彼らを御身の道から離れ迷わせたのですか。どうして御身を恐れぬように、彼らの心を頑なにしたのですか。どうか私を死なせてください」(第30曲レチタティーヴォ)と主に語りかけた。

 すると「主に想いなさい。そうすれば主はあなたの願いをかなえてくださるから」という天使の声が聞こえた(第31曲アリアと第32曲合唱)。やがて夜の帳が降り、エリアは「主よ、離れないでください・・・私の魂はあなたを慕っています」と歌うと、天使が、今こそ主のみ前の山の上に立ちなさいと命じた(第33曲レチタティーヴォ)。激しい暴風や地震が起きて刧火が燃え盛った。嵐は静まり、小さな声が「ざわめきの中に主は近づきたもう」と告げた(第34曲合唱)。

 見ると、主の頭上にセラフィムが立ち、「聖なるかな、聖なるかな、主なる神」と歌っている(第35曲レチタティーヴォ、四重唱と合唱)。そして、「行け、パアルに屈しない人たちのもとに」と言う歌声が聞こえた(第36曲合唱)、「私は主のみ力によってわが道を行きます」とエリアが応え(同レチタティーヴォ)、神と信仰への確信を歌う。(第37曲アリオーソ)。

[エリアの昇天]第38~42曲

 エリアの偉業と事績が今一度語られ、主によって遣わされた火の車と馬が天空に現れた。それはエリアを乗せて、天へと昇っていくのだった(第38曲合唱、第39曲アリア、第40曲レチタティーヴォ、第41曲合唱、同四重唱。第42曲終曲の合唱)。

《プロフィール》

指揮:ヘルムート・ヘンヒェン

 ドレスデン生まれ。少年時代、ドレスデン聖十字架合唱団の団員として活躍。15歳で同合唱団を指揮。ドレスデン音楽大学で合唱と声楽を学び卒業。同時に声楽指導の資格を取得。カラヤンの許やバイロイト音楽祭で研鑽を経て、R,フランツ声楽アカデミーのディレクター及びハレ響の指揮者として第一歩を踏み出す。1971年、C.M.V ウエーバー指揮者コンクールで優勝。1972年、ツヴィッカウ市立劇場の主席指揮者に就任すると同時に、ベルリン州立歌劇場にデビュー。同歌劇場では1986年まで常任客演指揮者を務める。その後メクレンブルク国立歌劇場音楽監督、コーミュッシュ・オペラの常任客演指揮者、ベルリンのC.Ph.E バッハ管音楽監督を歴任。同時期にドレスデン音楽大学の教授にも任命されている。1986年から2002年ネザーランド・フィル及びネザーランド室内管主席指揮者、1986年~1999年ネザーランド歌劇場音楽監督。その後2006年まで同歌劇場主席客演指揮者を務める。

 このほか、ベルリン・フィル、ドレスデン国立歌劇場管、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管ほか、世界各地のオーケストラ、著名歌劇場に客演。その功績を称え、ドイツ人として初めて、オランダ女王から獅子騎士勲章を授与されるほか、サクソニーの芸術協会の会員。ドイツ連邦の最高の勲章、連邦功労十字勲章をケーラー大統領から授与され、ロンドンのロイヤル・オペラ及びコベント・ガーデンからローレンス・オリヴィエ賞を授与。・・・・・これまでに多数来日し、紀尾井シンフォニエッタ東京には今回で3度目の客演となる。

ソプラノ:ヒェン・ライス

 イスラエル出身。ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン、ドレスデン、」ハンブルク、フランクフルトなどのオペラ・ハウス、またザルツブルク、ルチェルン等の国際音楽祭に出演。オーケストラではピッツバーグ響、イスラエルフィル、ライプティヒ・ゲバントハウス管、ミュンヒェン・フィルなどと共演。2002年にはマーラーの交響曲第8番の独唱でカーネギーホールにデビュー。・・・・・

メゾ・ソプラノ:カタリーナ・カルネウス

 ストックホルム生まれ。ロンドンのトリニテイカレッジ・オビ・ミュージック及びナショナル・オペラ・スタジオで学ぶ。1994年クリスティーネ・ニールセン賞、1995年カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドコンクール優勝。演奏会、リサイタルで世界的に活躍している。・・・・・

テノール:イリヤ・レヴィンスキー

 アゼルハイジャン生まれ。パク音楽院で声楽を学ぶ。コーミッシュ・オペラで5年間主席ソリストを務める。これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、ウエールズ・ナショナル・オペラニューヨーク・シティ・オペラやザルツブルクやブレゲンツの音楽祭にも出演。・・・・・

バリトン:アレキサンダー・マルコ=ブールメスター

 スイスに生まれベルン音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。すでに十分なキャリアを経ており、国際的な地位を確立。ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン・コーミッシュ・オペラ、フラクフルト歌劇場、パリ・オペラ座などに出演している。・・・・・

東京オペラシンガーズ

 1992年「世界的水準のコーラスを」という小澤征爾氏の要望により、東京を中心に活躍する声楽家によって組織される。サイトウ・キネン・フェスティバル松本、東京のオペラの森などを活動の中心におくほか、海外オペラハウスやオーケストラの来日公演にも出演。サイトウ・キネン・フェスティバルには第1回から本年まで連続して出演。・・・・・

合唱指揮:横島勝人

 大阪音楽大学卒業後、ウイーン国立音楽大学留学。レオポルド・ハーガー、湯浅勇治各師らに師事。199年ウイーン楽友協会大ホールでのトーンキュンストラー響を指揮してウイーンデビュー。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトのアシスタント及び合唱指揮を務める。・・・・・

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